こんにちは、りゅういちです。
新宿と町田で楽読スクールを運営してます。
インストラクター歴はもうすぐ9年になります。
楽読インストラクターを養成するトレーナーというお仕事も、約3年半ほどさせていただきました。
楽読MVP解説シリーズに続き、今回から「楽読クレド」について書いていきます。
楽読クレド7カ条
このシリーズ執筆の目的は、楽読MVP解説と同じく、下記3点です。
- 楽読の世界観をもっと多くの方に知って欲しい
- 楽読インストラクター養成生の学びを深める資料として活用して欲しい
- 僕自身を含め、現役インストラクターがいつでも見れて、原点に立ち返れる資料を残しておきたい
序章の今回は、楽読クレドを語る前の前提共有をしておきたいと思います。
それではさっそく、見ていきましょう。
なぜ楽読クレドがあるのか?
クレド(Credo)とは?
- 「信条」「志」「約束」を意味するラテン語
- 企業活動の拠り所となる価値観や行動規範を簡潔に表現した文言
- それらを記したツール
クレドという言葉の一般的な定義は上記のようなものですが、楽読クレドとは何かと問われたら、
だと、お伝えしてます。
では、前シリーズの「楽読MVP」とはどういう関係にあるのか?
ここを説明するときに、楽読を擬人化して、「楽読さん」という人がいるとするとわかりやすいです。
楽読さんの「ミッション」「ビジョン」「ポリシー」が、先に述べた楽読MVPです。
そして楽読インストラクターとは、その「楽読さん」の細胞1つひとつです。
体の細胞は、それぞれに役割があります。全部の細胞が「頭をやりたい」とかだと困りますよね。
「僕は足をやりたい」
など、それぞれがいろんな場所の細胞をやってくれるから、体として成り立つわけです。全部が同じじゃダメなんです。
だからこそ、楽読インストラクターには一人ひとり、自分自身のMVPを考えてもらうのです。
その役割を全うすることで、「楽読さん」の細胞として役割を果たせて、「楽読さん」がうまく動けるのです。
そして個々人のMVPはみんな違っていいのですが、その前提をとして、
それが楽読クレドなのです。
今できているかどうかは関係ない
楽読クレドを学んでいく上で、もうひとつ大事なことがあります。
これから紹介する楽読クレドは素晴らしいものだと思いますが、これを読んで
と落ち込む必要はないということです。
クレドを聞いたとき、
「そうありたい」
と思う人は、皆さんインストラクターの資格があると思います。
「今、できてるかできてないか」ではなく、「これからできるのかな出来ないのか」でもなく、「そうなりたいと努力し続ける人」が楽読インストラクターです。
僕自身もクレドを見て、「まだまだだな、自分」と思うことがあります。でも、「自分はまだまだだな」と思えている自分がイケてるなと思います。
なぜなら、それは「努力しよう」という思いがあるから、そう思うわけですよね。
もしそこに満足していたらそう感じることないと思うので。
楽読クレドが生まれた経緯
楽読クレドはどうやって生まれたのかというと、創始者・平井ナナエがつくったわけではありません。
下の写真のように、みんなで意見を出し合ってつくられたものです。
写真は2014年の楽読インストラクター全国研修のときものです。
そのときに、約150人の楽読インストラクターや養成生がグループに分かれて、
- 「楽読で大事なものは何か」
- 「楽読インストラクターとして大事なものは何か」
をポストイットに書き出してみるというワークを行なったところ、全部で700個ぐらい言葉として出てきました。
それらを集めて、要素が重なる部分をまとめて、厳選してできたものが楽読クレドです。
解釈はいろいろあれどベースは同じ
次の回からクレドの内容について解説していきますが、「楽読MVPの前提共有」でもお伝えしたとおり、これを正解だと思って読まないでください。
「それが正解なんですね」と思うのではなく、「りゅういちさんはそう思っているんですね。じゃあ私はどう感じる?」と、常に自分の思いを大切にする姿勢でいて欲しいと思います。
楽読MVPも楽読クレドも、その人の経験や波動によっても解釈が変わっていくというか、進歩していくものです。
できた当時のものと今とでは、MVPやクレドに対する捉え方が変わってきているところもあります。
ただ、解釈はいろいろありますが、ベースは同じだです。そのベースを知るという感じで、これからのクレド解説を読んでいただければと思います。
今回は以上となります。
次回はいよいよ楽読クレドの中身について深掘りしていきます。
お楽しみに。