こんにちは、りゅういちです。
新宿と町田で楽読インストラクターやってます。
歴はもうすぐ9年になります。
「楽読MVPシリーズ」の第4講、今回は楽読のポリシーについてです。
楽読MVP解説メニュー
【第1講】楽読MVPを語る前の前提共有
【第2講】楽読ミッション(M)について
【第3講】楽読ビジョン(V)について
【第4講】楽読ポリシー(P)について
おさらいですが「楽読のMVP」とは、
楽読MVP
M(ミッション):人が本来あるべき姿へ還る環境提供
V(ビジョン):世界ニコニコピース
P(ポリシー):すべてのベースは愛基準
です。
本記事では、ポリシー「すべてのベースは愛基準」を深掘りしていきます。
それでは見ていきましょう。
楽読ポリシー「愛基準」とは?
あなたにとって「愛」とは何でしょうか?
いきなりこう聞かれると、「うう...」とたじろいでしまう感じ、ありますよね汗
広辞苑では
あい【愛】
①親兄弟のいつくしみ合う心。広く、人間や生物への思いやり。
②男女間の、相手を慕う情。恋。
③かわいがること。大切にすること。
④このむこと。めでること。
⑤愛敬あいきょう。愛想あいそ。
⑥〔仏〕愛欲。愛着あいじゃく。渇愛。強い欲望
⑦キリスト教で、神が、自らを犠牲にして、人間をあまねく限りなくいつくしむこと。
⑧愛蘭アイルランドの略。
ー広辞苑無料検索ー
と書かれています。
サロンメンバーさんに聞いてみた
僕が運営しているオンラインサロン(宇宙船サロン)で
「”愛”とは何かと聞かれたらなんて答えますか?」
と質問してみたら、こんな回答をいただきました。
「愛」とは
1 相手を受け入れ、評価をしないこと
2 相手の最善を望むこと
3 相手が能力を開花させる手伝いをすること
「愛の論理」(飯田文彦著)の好きな一節です。
「愛」の答えとしては、ぼくの場合、質問した相手によって変えると思います。
子を持つお母さんなら、子どもに抱く感情です。
子どもに対しては、お母さんのこと好き?それと同じ。
りゅうちゃんに対してなら、「慈悲」^_^
あと、この本に書かれていた、もう一つ大好きな一節を紹介させてください。
愛は「動詞」です。自分の行動次第で愛が表現でき、愛を創り、愛を育むことができるなんて!と当時、衝撃を受けたのを思い出しました。
ウミガメのクラッシュが語る「愛」
ディズニーシーの『タートルトーク』でクラッシュが「愛」について語っています。
(質問者・シンジくん)
「愛ってなんですか?」
(クラッシュ)
「おもしろいことを聞くもんだな。なんだろな。そんなもんに答えなんかあるかどうか分かんねえけどな、人それぞれ、きっと違うもんなんだろう。
でもそうだな、俺はこの海に似ているんじゃないかとは思うよ。見てごらん、広くて大きて温かくてな、とってもキラキラ輝いているんだ。
でも、あんまり深いところまでもぐると、光が当たんなくなって、まわりが何にも見えなくなっちまうんだ。
だからシンジ、おぼれるな。お前たち、最高だぜ〜。」
答えがない答えを探し続けること
「愛」の捉え方は一人一人、違うと思います。
ウミガメのクラッシュがように「海みたいなもの」という言う人もいれば、「やさしさ」とか「勇気」「強さ」、「どれだけ相手のことを考えられるか」など、いろいろあると思います。
おそらく、どれも正解だし、もしかしたら、どれも正解じゃないかもしれない。どこに正解があるかというと、きっとどこにも正解はない。
では「すべてのベースは愛基準」とはどういうことかというと、
どこまでいっても答えがない答えを、ずっと自分に問いかけて言動を行うこと、その行い自体がそもそも愛
なのではないでしょうか。
自分が何かを言ったり、何かをするときに、「この言動は愛なのかな」と一旦立ち止まって、それを感じてから進んでいく。
これをやっていくことが、「愛基準に立ち戻る」ということだと思います。
愛基準ではない「あるある」例
「こうすることが愛である」
そう感じて行ったことならば、間違ったっていいと思います。
- やってみたら、うまくいかなかった。
- 意図した通りに相手に伝わらなかった。
そういうことって、いっぱいあると思うんですよね。
でも、それも含めていいんじゃないかなと思うんです。
楽読インストラクターであれば、「愛基準」が一番出てくるのがレッスンです。
レッスンで表れる愛基準
楽読インストラクター養成生は、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。
トレーナーが養成生のレッスンを見て、フィードバックをする時に、一方的に「こうだったからダメだよね」というようなフィードバックはしません。
何を見ているかというと、その養成生と
自分との「違い」
です。
「私の基準」があるからです。楽読インストラクターとして「これが愛だとしたら」という自分の基準があるんですね。
レッスンを見ていて、自分の基準と養成生の基準が違ったとする。
例えば、
- 「私だったらここでこう言うな」
- 「私だったらこういう行動をするな」
というのがあって、その人がしなかったとしたら、その時にメモするんです。
「ここでこうしなかったのはなぜ?」
と。
そしてそれをフィードバックの時に聞かせていただくんです。
- 「ここでなぜそういうふうにしなかったんですか?」
- 「なぜそうしたんですか?」
そのときに、「答えが私と違っていたらダメ」ということはないんです。
もしそんなことをしたらその人の個性が死んでしまいます。
では、何を見ているかというと、そう聞いたときの「答え」なんです。
例えば、「なぜこうしたんですか?」と聞いたときに
「私はあのとき、あの受講生さんに対して、こうすることがベストだと思いました」
「これが愛だと思ったんです」
という、自分なりの愛基準を感じて行動していたとしたら、ハナマルです。
もちろん、トレーナーの基準をお伝えし、さらに良くなるためのアドバイスをすることにはなると思いますが、現時点でその人がちゃんと愛基準を感じて行動をできているとしたならば、素晴らしいインストラクターだと思うんです。
でも一方で、それを聞いたときに、こういう方もいます。
「何となく」
「前にそう言われたから」
「楽読のルールってそうなんじゃないんですか」
これは果たして愛なんでしょうか、そこにあなたの思いはあったんですか、ということなんです。
レッスンを愛基準でするには、普段から「この言動は果たして愛なのか?」と自分に問いながら生きることが大切です。これがレッスンの45分に表れますので。
そして愛基準でいくための、具体的な行動指針、行動基準となるものが、このあとお伝えをしていく楽読クレド7か条です。
落ち込む必要はない:共に進もう
さて、4回にわたって楽読のMVPについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
もしかしたら、
「今まで全然、そんなことを意識してこなかった」
「全然できてなかった」
と軽く落ち込んでいる方がいるかもしれません。
もしそうなら、まったく落ち込む必要はありません。
僕自身、楽読インストラクター養成生なるまでは、ミッション・ビジョン・ポリシーなんて思ったことなかったですし、ミッション・ビジョン・ポリシーを持って生きてる人なんて世界中にどれだけ入るかなって。そんなにいないと思います。
だからこそ、楽読インストラクター養成コースがある
と思っています。
養成コースに入られて、「楽読インストラクターとして生きる」という道を進むのもいいですし、インストラクターにはならないけれど、楽読インストラクターというものに共感をして自分を磨き、自分の本業に活かしていく、というのもアリだと思います。
僕もまだまだなので、一緒に磨きあって進んでいければと思います。
今回は以上となります。
おつかれさまでした。
楽読オンラインカレッジ(ROC)
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