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楽読クレド講座・序説【なぜ楽読クレドがあるのか?】

2022年1月3日

こんにちは、りゅういちです。

新宿と町田で楽読スクールを運営してます。
インストラクター歴はもうすぐ9年になります。

楽読インストラクターを養成するトレーナーというお仕事も、約3年半ほどさせていただきました。

楽読MVP解説シリーズに続き、今回から「楽読クレド」について書いていきます。

このシリーズ執筆の目的は、楽読MVP解説と同じく、下記3点です。

  1. 楽読の世界観をもっと多くの方に知って欲しい
  2. 楽読インストラクター養成生の学びを深める資料として活用して欲しい
  3. 僕自身を含め、現役インストラクターがいつでも見れて、原点に立ち返れる資料を残しておきたい

序章の今回は、楽読クレドを語る前の前提共有をしておきたいと思います。

それではさっそく、見ていきましょう。

なぜ楽読クレドがあるのか?

クレド(Credo)とは?

  • 「信条」「志」「約束」を意味するラテン語
  • 企業活動の拠り所となる価値観や行動規範を簡潔に表現した文言
  • それらを記したツール

クレドという言葉の一般的な定義は上記のようなものですが、楽読クレドとは何かと問われたら、

楽読インストラクターの行動基準

だと、お伝えしてます。

では、前シリーズの「楽読MVP」とはどういう関係にあるのか?

ここを説明するときに、楽読を擬人化して、「楽読さん」という人がいるとするとわかりやすいです。

楽読さんの「ミッション」「ビジョン」「ポリシー」が、先に述べた楽読MVPです。

そして楽読インストラクターとは、その「楽読さん」の細胞1つひとつです。

体の細胞は、それぞれに役割があります。全部の細胞が「頭をやりたい」とかだと困りますよね。

「私は手をやりたい」
「僕は足をやりたい」

など、それぞれがいろんな場所の細胞をやってくれるから、体として成り立つわけです。全部が同じじゃダメなんです。

だからこそ、楽読インストラクターには一人ひとり、自分自身のMVPを考えてもらうのです。

その役割を全うすることで、「楽読さん」の細胞として役割を果たせて、「楽読さん」がうまく動けるのです。

そして個々人のMVPはみんな違っていいのですが、その前提をとして、

「楽読さん」の細胞一つ一つであるインストラクターがみな共通して持っているべきもの

それが楽読クレドなのです。

今できているかどうかは関係ない


楽読クレドを学んでいく上で、もうひとつ大事なことがあります。

これから紹介する楽読クレドは素晴らしいものだと思いますが、これを読んで

「自分はできてないな」

と落ち込む必要はないということです。

クレドを聞いたとき、

「今はそうなれてないけど、そうなりたい」
「そうありたい」

と思う人は、皆さんインストラクターの資格があると思います。

「今、できてるかできてないか」ではなく、「これからできるのかな出来ないのか」でもなく、「そうなりたいと努力し続ける人」が楽読インストラクターです。

僕自身もクレドを見て、「まだまだだな、自分」と思うことがあります。でも、「自分はまだまだだな」と思えている自分がイケてるなと思います。

なぜなら、それは「努力しよう」という思いがあるから、そう思うわけですよね。
もしそこに満足していたらそう感じることないと思うので。

楽読クレドが生まれた経緯


楽読クレドはどうやって生まれたのかというと、創始者・平井ナナエがつくったわけではありません。

下の写真のように、みんなで意見を出し合ってつくられたものです。

写真は2014年の楽読インストラクター全国研修のときものです。

そのときに、約150人の楽読インストラクターや養成生がグループに分かれて、

  • 「楽読で大事なものは何か」
  • 「楽読インストラクターとして大事なものは何か」

をポストイットに書き出してみるというワークを行なったところ、全部で700個ぐらい言葉として出てきました。

それらを集めて、要素が重なる部分をまとめて、厳選してできたものが楽読クレドです。

解釈はいろいろあれどベースは同じ


次の回からクレドの内容について解説していきますが、「楽読MVPの前提共有」でもお伝えしたとおり、これを正解だと思って読まないでください。

「それが正解なんですね」と思うのではなく、「りゅういちさんはそう思っているんですね。じゃあ私はどう感じる?」と、常に自分の思いを大切にする姿勢でいて欲しいと思います。

楽読MVPも楽読クレドも、その人の経験や波動によっても解釈が変わっていくというか、進歩していくものです。

できた当時のものと今とでは、MVPやクレドに対する捉え方が変わってきているところもあります。

ただ、解釈はいろいろありますが、ベースは同じだです。そのベースを知るという感じで、これからのクレド解説を読んでいただければと思います。

今回は以上となります。
次回はいよいよ楽読クレドの中身について深掘りしていきます。
お楽しみに。

»楽読クレド第1講「自我自賛し、波動をあげて生きます」

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りゅういち

楽読インストラクター
ライフコーチ
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